埋没毛の原因と予防
皆様、ムダ毛の自己処理をしたことがある方は一度くらい経験はあるのではないでしょうか?
「埋没毛」
脚や脇、ビキニラインがなりやすいのかなと思います。
初めて当サロンを利用されるお客様でも、埋没毛がある方は多くいらっしゃいます。
埋没毛(まいぼつもう)とは
画像引用元:datumou-joho.net
皮膚の中で毛が発毛・成長してしまう状態をいい、別名「埋もれ毛:イングロウン」とも呼ばれます。
埋もれ毛とも呼ばれる埋没毛ができる最大の原因は、乾燥や肌荒れによるダメージによって角質が分厚くなってしまうことです。
カミソリ処理はムダ毛だけでなく、皮膚も削っています!
自己処理の時にカミソリでムダ毛を剃るときに皮膚を傷つけてしまうと、皮膚は、怪我をしたと勘違いをしてしまい、それが原因で肌を守ろうとかさぶたを作ってしまい、角質を厚くしてしまいます。
毛穴がふさがってしまったところに毛が生えてきてしまい埋没毛となります。
日常生活の中で、気づかないうちに埋没毛ができてしまうことはよくあります。
埋没毛によくみられる特徴は以下の通りです。
埋没毛の特徴
■皮膚の中に体毛のような黒い物が透けてみえている。
■皮膚の中に、毛のようなものがあるが、毛先が肌の表面から出ていない
埋没毛はムダ毛が肌から透けてみえるものの、皮膚の表面に毛が出ている状態ではないので、剃ったり、抜いたりというムダ毛の処理ができません。
当サロンでは施術部位で埋没毛を発見した際には、ピンセットで無理やり毛を表に出したり等の処置は致しません。
お客様に埋没毛のご確認、承諾のもとそのままにさせてもらいます。
(埋没毛以外のムダ毛はキレイに脱毛致しますのでご安心ください☆)
できてしまった埋没毛、特に肌の状態に変化がなければ、基本的には放置していても大丈夫です。
なぜなら、皮膚は1~2ヶ月の周期でターンオーバーを繰り返しているので、毛は埋もれたままにはならずいつかは顔をだします^^
埋没毛を無理にいじって毛を表に出そうとすると、毛穴から細菌が入ってしまい、炎症を起こし毛嚢炎(もうのうえん)になってしまう場合があります。
毛嚢炎(もうのうえん)とは
毛嚢炎は、毛包(毛穴の奥で毛根を包んでいるところ)にブドウ球菌が感染して起こる。
ムダ毛の処理を行った後に、毛穴からバイ菌が入り化膿して炎症を起こしてしまっている状態をいい、細菌感染症の一種です
画像引用元:aquyo-cosmetics
予防法
スクラブをする
スクラブとは種子や塩、樹脂などの細粒が配合されている洗顔料のこと。(ボディー用もあります)古くなった角質を取り除く効果があるため、埋没毛の対処としてお勧めになっています。
スクラブは週1、2回程で十分です。スクラブ入りの洗顔料などで毎日ゴシゴシと擦ってしまうと、返って皮膚を荒らしてしまう原因になります。
また、スクラブを使用した後はいつも以上に保湿を行いましょう。
ピーリングをする
スクラブと同様に古くなった角質を落とす効果が期待できるのがピーリングです。
ドラックストアなどで自宅で使えるピーリング商品が売られています。
なお、ピーリングを行う場合も、肌に負担をかけ過ぎないようにするため、週1回程度を目安にしましょう。
保湿をする
埋没毛の原因の一つは肌の保湿不足です。特に、脱毛を行った後にしっかりと保湿を行わないことが埋没毛の原因となります。
毎日、きちんと保湿ケアを行うことで肌のバリア機能が向上してきれいな肌に戻すことができます。
保湿効果のあるクリームや化粧水でしっかりと保湿してあげると肌にうるおいが与えられ、皮膚が柔らかくなります。皮膚が柔らかくなることで自然に埋没毛が出てくることがあります。
肌の古い角質が厚いと、肌が固くなってしまい、毛が外に出てきにくくなってしまいます。そのため、スクラブやピーリングで古い角質を取り除いてあげることで、埋没毛ができるのを最小限にとどめることができます。
また、しっかりと保湿することで埋没毛の予防や改善に効果があります。
ムダ毛処理後、しっかりケアをし、皮膚トラブルのないキレイな肌を手に入れましょう!
当サロンでは施術後アフターケアのご案内をしております。
初めて来店された方には、アフターケアについてまとめたものプリントしてお渡しをしております。
紙を無くしてしまったけど、また欲しいっていうお客様もおっしゃって頂ければお渡しいたしますので、ご遠慮なくお申し付けください^^